Music:
INNATE
Artist:
Luna feat.ゆある
「縋るほどの世界じゃないよなぁ」 ぬるくなったコーラを 嘆いて見た空は 同じはずなんだけど 僕のと君の”あお”はさ 少し違うみたい まるで試されているみたいだ あの日始まった物語は理不尽で 転生などありはしない いじけたって慰めてもくれない そんな薄情な世界だ どうしたって振り直せないステータスと 天性で歩いていく ハズレかもしれないカードでどれだけやれるだろう また ”悲しみ”が 「辞めてしまえ」と言う ”遣る瀬無さ”が 「終わりにしよう」と言う ”無力さ”が 「仕方ない」と肩を叩く そうさ 仕方ないことばっかだ 縋るほどの世界じゃないのにさ そんな世界に泣かされる僕はなんなんだ…? どうせ負け試合なら 羨むくらいに笑ってやろう 天は人の上に人を作って ついでに下にも人を作って 神は一人に二物を与えて 誰かは”みんな平等だ”って抜かした 僕のと君の”あお”はさ 少し違うみたい でも それぞれに綺麗と思える? ここで突っ立ってたって終わってく毎日だ どうせならと汗を流す ただ黙ってたんじゃ風一つ吹かない 奴らの思う壺だ どうしたって付き合ってかなきゃならない どうせならと前を向く 最悪な毎日でどれだけ笑えるか勝負しよう この ”不条理”が 足を引っ張っても ”不平等”に 視界を奪われても その”不可能”に挑んだ人の事を ずっと忘れず 明日に挑みたい 縋るほどの世界じゃないのにさ そこに希望を灯されてしまったのなら それじゃなんか悔しいから もう少しだけ足掻いてみよう 「何かが足りない」と言うには 「僕は何も持っていない」と言うには まだ早いかも まだ早いから 物語の続いたその先で 答え合わせをしよう ”不条理”に 手を縛られても ”不平等”に 口を塞がれても その”不可能”に挑んだ人たちは きっと 運命を呪っただろう ”悲しみ”が 「無理」と言ったって ”遣る瀬無さ”が 「もういいよ」って言ったって きっともっと大きな声で 叫んだんだ ”喜び”が 「よくやった」って言う ”思い出たち”が 「ありがとう」って言う ”世界”は 指を咥えて見るだろう 僕はその真ん中で笑うんだ 縋るほどの初期ステじゃないけど 初めから期待なんてしていないけど だからこそ自分さえも 羨むくらいに笑ってやろう 羨むくらいに笑ってやろう 「縋るほどの世界じゃないよなぁ(笑)」 ぬるくなったコーラを 煽って見た空は
Coming.
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